*この記事では、スニーカーで筑波山と大山に登って失敗した体験談と、初めて登山靴を購入したときに店員さんが教えてくれた登山靴選びのポイントを書いています。
- 登る山による
- 登山靴の色
- 靴下(大切!)
- サイズの選び方
こんにちは!オカルトおばさんです。
私は登山が好きなので、「山おばさん」でもあります。
「お、山ガールだね」
なんて言ってくれる方もいるのですが、ガールだなんて、
ちょっとこそばゆい
そんなこたーどうでもいいんですけれども、ここ最近「山登りをしてみたい」という方々との出会いが続いています。
私は初めて登山するという方々に、必ず、何度も、念を押してこう言います。
”どうか、登山靴だけはご用意くださいましね”
といいますのも、私自身、登山靴を履かずに登山して、コテンパンにやられた体験があるからです。
【体験談】スニーカー登山の悲劇
登山靴の大切さを知る
私が成人して初めて山に登ったときのこと。あれは筑波山でしたね。
ワクワクしながら、つくば駅に降り立った私。
そこへ、車で出迎えてくれたのが私の職場の後輩。つくば市在住の山ガールです。
筑波山に登り慣れている彼女はその日の前日まで、何度も何度も私にアドバイスをくれていました。
「スニーカーじゃなくて、登山靴を履いたほうがいいですよ」と。
なのに、私ときたら。
軽くて歩きやすいことを理由に、お気に入りのジョギングシューズを履いて参上したバカちんです。
事件は下山の最中に起こりました。
何の前触れもなく、私のスニーカーの底が突然ベロ~ンとはがれたのです。
そこから私は大変苦労して下山することになりました。
歩くたびに、ベロン、パコ~ン、ベロンとなるわけです。
おかげで、下山にかかった時間は通常の4割増し。
山の麓に着いたときには、膝と足首がガクガク。不自然な歩き方をしたせいで腰や背中まで痛める始末です。
登山だというのにジョギング用スニーカーなんぞ履いてきた私に、山の神様が怒ったのでしょうか…
幸いにも、その日、私はTEVAのサンダルをリュックに入れて携帯していたので、底の無いスニーカーを履いて帰らずに済みました。(TEVAのサンダルは軽くておすすめです)
一緒に登山したバディ・つくば在住の山ガールが笑いをこらえながら言ってくれました。
「スニーカー、燃やせるゴミで捨てておきますよ」
ありがたく引き取っていただきました。
おかげで、私は泥のついた壊れたスニーカーを持って帰らずに済みました。
そのような不幸中の幸いに、誰もが恵まれるという保証はありません。
必ず、登山靴を履いから山に登りましょう。
登山靴の選び方
私が登山靴を買う際に、靴屋の定員さんがアドバイスをしてくれました。
店員さんがアドバイスしてくれた3つのポイントを押さえて登山靴選びをするのがおすすめです。
- 登る山による
- 登山靴の色
- 靴下(大切!)
- サイズの選び方
①登山靴選びは登る山による
筑波山や大山あたりなら、女性はあまりゴツい登山靴じゃないほうがいいというのです。
筑波山、御岳山、大山あたりだったら、足首まであるトレッキングシューズがいい
登山靴は足首をしっかりと保護して、鋭い石や岩、水や湿気に耐えられるように頑丈できています。
そのため、重量があります。
重い登山靴を履いて山登りをすれば、山によっては、かえって登りづらくなることがあるとのこと。
低山に登るときに履くのであれば、くるぶしの上くらいのことをカバーしてしっかりと固定してくれるトレッキングシューズがいいと教えてくれました。
どの山に登るかも、靴選びのポイントなのですね。
②登山靴の色選びのポイント
登山靴やトレッキングシューズは色やデザインが豊富。
どの色を買うか悩んでいたら、靴屋の店員さんが色選びのポイントを教えてくれました。
- ベーシックカラーがいいのか?
- 派手な色がいいのか?
【ベーシックカラー】ウェアとのコーディネートに悩まずに済む
【派手な色】虫よけ効果が期待できる+遭難したときに見つけてもらいやすいかも
③靴下(大切です)
登山のときは、足を保護するために厚手の靴下を履くことが大切。
実際に、普段使いの靴下を履いて登ったら、傾斜が激しくなってきたときに、靴の中で足がすべって動いてしまい、登りにくかったです。
靴下はウール100%の厚手のものを選ぶと良い
通気性が良く、靴の中でさらに足を保護してくれるから
定員さんのアドバイスで購入したウール100%の厚手の靴下
この厚手の靴下を履くのと履かないのとでは、登山のときの足の疲れが全然違います!
快適な登山のために、登山靴とおなじくらい、靴下は大切だと実感しています。
④登山靴のサイズについて
登山靴のサイズは、靴下の厚みを考慮して選びましょう。
私は店員さんのアドバイスどおりに、分厚い靴下を買いました。
なので、いつも23センチの靴を履いていますが、23.5センチを選び、ちょうどよかったです。
実際に購入した靴
私は低山によく登るので、定員さんのアドバイスのもと、トレッキングシューズを購入しました。
私が実際に購入したシューズです。
購入したのは、トレッキングシューズ「KEENのテラドーラ」です。
店員さんが教えてくれたポイントを押さえて選びました。
- 筑波山や大山などの低山に登るときに履く
- 足首まで隠れてしっかりと固定できる
- 虫よけ効果のある派手な色
軽くて履き心地が良くて快適!足首も痛くありません!
実際に履いて山に登った感想はこんな感じ。
- 傾斜が激しいところでも足の運びが楽チン
- 膝がガクガクなりにくい
- 足首が痛くならない
- 傾斜のある道のぬかるみをすべらずに歩ける
大山、筑波山、御岳山を快適に登りました。
おまけエピソード
つい先日、友人と大山(神奈川県)に登ったんですが。
友人がジョギング用のスニーカーを履いて登りました。
登山靴を履いてくださいと、それはもう口をすっぱくして言ったんですけれどもね。
私たちが登山した日は、雨が降った翌日でした。道はかなりぬかるんだ状態。
案の定、友人は滑りました。
往路と復路1回ずつ。
傾斜の激しい山道で滑ると危険なので、くれぐれも、登山のときは、登山靴をお履きくださいましね。